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今の、私を構成する9枚

今選ぶ9枚だったらこれ、っていう感じで。 人生の、とか、もう少し前の、とかはまた作ってみようかな。

  1. Love poem - IU

    落ち込んで、誰の言葉も届かなくなったとき、最後に残るのがこの曲だったりする。励ますというより、ただ隣に座って一緒に黙っててくれる感じ。自分で自分を慰める歌をこんなふうに作れる人が、私はずっと好きなんだと思う。

  2. Underwater Girl - For Tracy Hyde

    この一枚に出会ってなかったら、今の自分の音楽の聴き方はぜんぶ違ってた気がする。きらきらした轟音の向こうに、ちょっとだけ泣きたくなるような寂しさがあって。その「眩しいのに切ない」の配合が、私の原点になった。

  3. Apocalypse - Cigarettes After Sex

    夜にしか似合わない曲って、やっぱりあるなと思う。ささやくみたいなボーカルとぼんやりしたギターが、部屋の輪郭をちょっとだけ溶かしてくれる。眠る前、明かりを消したあとの時間にそっと流したい。

  4. 帰り道は遠回りしたくなる - Nogizaka46

    アイドルを好きって言うの、正直ちょっと照れる時もあるんだけど、この曲の持ってる「まっすぐな光」みたいなものは、やっぱり特別だなって思う。終わってほしくない時間の歌。

  5. Kyoto - Phoebe Bridgers

    音は走ってるのに、歌ってる中身はずっと寂しい。この矛盾がPhoebeなんだよな、と思う。

  6. Skinny Love - Bon Iver

    雪の積もった部屋で、ひとりで録ったアルバムだって知ってから、余計に沁みるようになった。かすれた声と、ぎりぎりのギター。うまく歌おうとしてない感じが、かえってまっすぐ届く。飾らない音がいちばん強い、っていうのを教えてくれた一曲。

  7. 花束を君に - Hikaru Utada

    朝の曲。悲しみの歌のはずなのに、どこか光がさしてて、聴くと背筋がちょっと伸びる。9枚のなかで、この曲だけ朝の匂いがする。夜の曲が多い私の棚のなかで、ここだけ窓が開いてる感じ。

  8. Somebody Else - The 1975

    誰かを忘れられないまま、忘れたふりをする夜の歌。長くて、くどくて、でもそのくどさがちゃんと未練の形をしてる。わかりやすく泣ける曲じゃないのに、気づいたら一番リピートしてたりする。

  9. 街は雨降り - Lamp

    最後はLampで。聴き終わるころには部屋の空気がやわらかくなってる。古い喫茶店の、夕方の光みたいな音。9枚ぜんぶ聴いたあと、ここに還ってくると落ち着く。そういう場所みたいなアルバムの、そういう場所みたいな一曲。