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独特なリズムが心地いいエレクトロニカ集

電子音楽の中にも様々な曲がありますが、”リズムの心地よさ”に絞って選んだプレイリストです。 お楽しみください。

  1. TONIGHT - The Correspondents

    2007年から2020年にかけて活動したイギリスのエレクトロ・スウィングデュオ『The Correspondents』の2017年のアルバム『Foolishman』に収録された曲。 「ヒップホップ・スイングの王」とも評されたデュオの曲に相応しく、メロディーにしろMVにしろとにかくセンスが抜群に良い。 ドラムベースの重厚な下地をボーカルのMr.Bruceが軽やかに、ステップを踏みつつ駆けていく。 ちなみにこのMVの個人的なお気に入りポイントは1:40らへんの重力を感じさせないジャンプ(コメント欄を見るとどうやらみんなお気に入りみたい)

  2. BANG! - AJR

    2005年から活動しているギターポップトリオ『AJR』。 メンバーは3人とも実の兄弟で、バンド名はそれぞれのイニシャルを取ったもの。 2021年にリリースされたAJRの四番目のアルバム『OK Orchestra』のリードシングルとして前年にリリースされたのが『Bang!』だ。 一定のリズムが繰り返されるこの曲は、しかし魅力的なメロディやコーラスによって最後まで飽きずに聞くことができる。 MVも秀逸で、カメラがズームイン・アウトを繰り返し、出演者たちの服装が次々に変わっていく様がとても楽しく、何度も再生するうちに「Bang Bang Bang!」のリズムの虜になってしまう。

  3. potatoになっていく (Becoming Potatoes) feat. Kagamine Rin & Kagamine Len - Neru

    人気ボカロPの押入れPこと『Neru』によって2020年に投稿されたボーカロイド楽曲。 使用ボーカロイドは鏡音リンと鏡音レン。 個性的なリズムとロックサウンド、そしてリンとレンの特徴的な声質によって独特な世界観が描かれている作品。 タイトルの『potatoになっていく』について、どうもpotatoにはスラングとして怠け者というような意味があるらしく、歌詞も終始気怠げでどこか諦め気味な惰性的な雰囲気が感じられる。 このはっきりとしたテンポと気だるげな歌詞のミスマッチこそがNeru楽曲の良さの一つであると自分は思う。

  4. ケプラー / IA - 伊根 / INE

    疾走感のある独特なリズムの曲をいくつも出しているボカロP『伊根』による2021年に投稿されたボーカロイド楽曲。 使用ボーカロイドはIA。 IAの透明感のある歌声と明るく滑るようなメロディ、そして最大の特徴である個性的なリズムがこの曲の唯一無二の魅力を構成している。 2分18秒という最近の曲としても短い尺の楽曲であるにも関わらず、聞いた後の満足度は十分以上。 あえてそうしているかは不明だが、IAの曖昧な甘い発音がこの曲のリズム感の良さに寄与していることは間違いない。

  5. セシル嬢の計画的憂鬱/鏡音リン - 田中 B.

    感傷的なメロディや独特なリズムの表現を得意とするボカロP『田中 B.』によるボーカロイド楽曲。 使用ボーカロイドは鏡音リン。 『セシル嬢の計画的憂鬱』は2017年に投稿された楽曲で、メロディやリズム、歌詞にリンの歌声と諸々が合わさって、どこか皮肉めいた、それでいて物々し気で怪しい雰囲気を醸し出している。 田中B楽曲の特徴としては、歌詞の巧みな韻の揃え方によるリズム感の表現が挙げられるが、この楽曲も例にもれずまるで物語が次々に展開されていくかのように継ぎ目のない詞が並べられていく。 このリズムが気に入ったのならば田中B楽曲はどれも気に入るはず。